渋谷区長がハロウィン有料化を検討 「的外れ」「余計に暴れる」と厳しい声も
10月31日、今年もハロウィンに参加する多くの仮装した人たちで大混雑した渋谷。一時は機動隊が出動する事態となり、例年にも増して騒ぎが大きくなっていた。こうした中で渋谷区は何らかの対策を講じなくてはならなくなってきているようだ。
■区長、ハロウィン有料化も含めた対策を検討中
例年大騒ぎになる渋谷区でのハロウィン。今年は31日午後6時にビル火災が起こり、一時周囲が騒然とする事態に。
併せて、10月31日から11月1日までに、のべ13人が都迷惑防止条例違反や窃盗などで逮捕されるといった、様々な騒動が巻き起こった。
こうした中で長谷部健渋谷区長は、1日午前、区主催のごみ拾いイベントにて朝日新聞の取材に答え、以下のように今後の区の方針について語っている。
「真面目に楽しんでいる人がたくさんいるのに、一部の人たちにより、残念なハロウィーンになってしまった。来年以降は、代々木公園を使ったり、有料制イベントにしたりするアイデアもあり、しっかり対策を練りたい」
■「的外れ」「余計に暴れる」と厳しい声も
渋谷区長が語った、ハロウィン有料化も含めた今後の対策については、厳しい声が寄せられている。
「渋谷ハロウィン有料化検討って? 有料化にするということは、あれを公に認めるってことになるけどそれでいいの? 認めちゃダメなんじゃないの?」
「渋谷のハロウィン有料化で『お金を払えば何してもいい』と考えて暴れる人が増えるのでは、と考えてしまう」
「暴徒化するのにきっかけは重要ではないだろうし、有料化してもよそに行くだけなら的外れと言えそう」