有吉弘行、渋谷ハロウィンで暴れる若者に「まあいいけどね」 理解示す発言が物議
お笑い芸人・有吉弘行が28日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、東京都渋谷で起こったハロウィン騒動について私見を述べた。
■「若者の正体ってそんなもんだろ」
コスプレイベントとして盛り上がっている渋谷ハロウィンだが、一方で痴漢行為やゴミの放置が問題視されている。28日午前1時ごろには、路上に停めてあった軽トラックを数人が横転させる騒動も発生した。
この騒動について、有吉は「もう暴動だね。マジで」と驚きつつも、「まあいいけどね。若者っていうのはそれくらいね…」とコメント。ゲストの後輩芸人からツッコミが入るも「若者の正体ってそんなもんだろ。やっぱり盗んだバイクで走り出すのが若者だからそういうことするんだよ。だからやっぱああいうとき正体あらわすんだよ」と理解を示した。
■「まあいいけどね」発言が物議
今回の騒動を受けて、有吉は「渋谷なんかは沈静化していくかもな」「悲しいな。若者が楽しんでいるのを俺はにこやかに見てるほうだけど。そこまでなっちゃうと大変だろうな」とどこか寂しそうなコメントを残した。
ネット上では、若者に理解を示す有吉に対して疑問の声が寄せられている。
「自分の車が横転させられても同じことを言えるのかな」
「犯罪おかしてる若者に、『まあいいけどね』なんて発言は良くないと思う」
「何が 『まぁ、いいけどね』なのか ただの無名な男には全く理解出来んけど有名人なら理解してやれるんやろね」
■日本人にハロウィンは必要ない?
何かと物議を醸すハロウィン。さまざまな問題から「日本からハロウィンをなくせ」と思っている人もいるだろう。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,336名に「ハロウィン」についての意識調査を実施したところ、6割以上が「日本には必要ない」と回答した。
年代別で比較すると、20代を除いたすべての年代で半数以上という結果に。
暴徒化する若者を非難しつつも、理解も示した有吉。今回の軽トラック騒動をきっかけに、来年からは盛り上がりも落ち着いていくのだろうか。