41歳警部、量販店で万引き→取り押さえた警備員を暴行 身勝手な行動と動機に怒りの声
神奈川県警の警部(41)が、横浜市内の量販店で万引きしたうえ、取り押さえた警備員を暴行したとして、逮捕されたことが判明。そのありえない行動と身勝手な動機に怒りの声が上がっている。
■万引きのうえ取り押さえた警備員を暴行
事件が発生したのは5日夜。41歳の警部が居酒屋で酒を飲み嘔吐し靴下を汚してしまい、替えの商品を求めて量販店に入ったという。
そこで芳香剤と靴下(1,267円相当)を、あろうことか万引き。何食わぬ顔で外に出ようとしたところで、店の警備員が駆けつけ、呼び止める。
すると警部は腕を振り払ったうえ、警備員の胸ぐらを掴み突き飛ばすなどの暴行を働く。それでも怯まず数人がかりで取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡され御用となった。
■呆れた動機
現職の警部が万引きで逮捕されるというありえない事件。その動機はなんだったのだろうか? 警部は取り調べに対し
「金を使いたくなく、レジを探しているうちに、(万引きしても)ばれないだろうと思った」
と供述している。そして現職警察官でありながら警備員に暴力行為をしたことについては、
「警察官なので万引きで捕まるわけにはいかないと思い抵抗した」
と話しているという。「お金を使いたくない」ので万引きし、「捕まりたくないため警備員を暴行」する行為はあまりにも身勝手で幼稚。警察官にふさわしくない人物と言わざるを得えないだろう。
なお神奈川県は現在のところ警部への処分を発表していない。本来なら即日懲戒免職されても致し方ない事件だと思われるのだが。