自分の人生まだまだこれからだと思う人 20代男性の結果が絶望的に
近年は寿命が伸び、「生涯現役でいたい」と望む声も多くなっている。自分を成長させたい気持ちに、年齢は関係ないのかもしれない。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「人生について」の調査を実施。
「自分の人生、まだまだこれからだと思う」と答えた人は、全体で32.8%だった。年代でどのような変化があるのか、気になるところだ。
■若い女性はまだまだこれから
性年代別で一番多いのは、20代女性だ。
見た目だけでなく、内面でも伸びしろがある年代。周囲からも注目されるため、この先に希望を持つ人が多いのだろう。
「新卒で今年入社したばかりなので、まだまだわからないことばかり。もっと仕事を覚えて、自分を成長させたいと思う」(20代・女性)
結婚を夢見る女性も。
「私は結婚願望が強いほうなので、いい人と出会い、幸せな家庭を築くのが一番の夢。今のところは一人だから、この先にいい出会いが待っていると信じたい」(20代・女性)
■若い男性は希望が見えない…
一方で20代男性は、26.2%と一番少ない割合になっている。まだ若い人たちが将来に希望を持てないのは、いい傾向ではない。
「仕事も同じことの繰り返しだし、プライベートも特別なことはない。これがこの先も長く続くと思うと、なんだかつまらないなと思えてくる」(20代・男性)
会社の先輩を見て、自分と重ね合わせる人も。
「会社の先輩を見てると、いろんなものを犠牲にして仕事を続けている感じがする。自分の今も結構ハードで、このまま先輩のような感じになるんだなと考えてしまう」(20代・男性)
■40代を超えてもまだまだこれから
40代を超えても、男女共に著しい変化はない。年齢を重ねても、自分の人生に希望を持てることは素晴らしい。
「まだまだ興味を持っていることは、いっぱいある。人生の折り返し地点になったからこそ、限られた時間でやれることを精一杯やりたいと思う」(40代・男性)
子供が手を離れた女性も、同じようなことを考えている。
「うちは親がうるさかったので、子供の頃から自分の意思でなにか始めるっていうのが少なかった。子供も手が離れる年になったし、これから先は自分のために生きようかなと思う」(40代・女性)
いくつになっても、未来には希望を持ちたいものだ。