花火大会後、児童が植えたひまわりが無残な姿に 「あまりにも酷い」と批判相次ぐ
福岡市で行われた大濠花火大会から一夜明けた2日、会場の公園内に植えられているひまわりが120本ほど踏み倒されていることがわかった。
地元の児童たちが大切に育てていた花が荒らされたことに、ネット上では花火見物の客を批判する声が相次いでいる。
■児童が植えたひまわりが無残に
1日、福岡市中央区で行われた大濠花火大会では、およそ43万人が6千発もの花火を楽しんだ。
しかし、『TNCテレビ西日本』によれば、花火が終わった午後10時半ごろに公園を管理する職員が巡回していたところ、花壇に植えられていた240本のうち、半数ほどが根元から横倒しになり、無残な姿に変わり果てていたという。このひまわりは地元の幼稚園や小学校の児童が育てていたようだ。
事務所は侵入を防ぐためにネットやロープを張っていたようだが、誤って中に入ったとみられている。
■「他人の気持ちを踏みにじってまで…」
空に上がる花火を楽しむ一方で、足元の花が無残にも荒らされてしまった今回の一件。ツイッターや『Yahoo!ニュース』では「そこまでして見たいか?」「花を踏める感覚がわからない」見物客のモラルを疑う声が寄せられている。
大濠公園の花火大会の際に、子供たちが育ててるひまわりを踏みつけてそこを自分たちの場所取りにして花火を見た輩がいるとのこと。あまりにも酷い。他人の気持ちを踏みにじってまで花火大会が必要だった?それしなきゃ、自分がしんじゃう状況だった?
— ゆか《夏疾風》 (@lv_run) August 3, 2018
大濠の花火大会で
子供が植えたひまわりが踏み荒らされたそうだ。ロープがあるとかないとかより
花があるのに踏むかね。花を平気で踏める感覚がわからん。
— なり (@headbad327ri) August 2, 2018
なんか、こないだの大濠公園の花火大会で子供たちが植えたひまわりが人に踏まれて、ボロボロになってしまったみたいだね。悲しい話だよ………
— 双樹 (@souju2019) August 2, 2018
■モラルのない大人が多すぎる?
しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,363名を対象に「モラル」について調査を実施したところ、7割以上が「モラルのない大人が多すぎると思う」と回答した。
性別・年代別で比較すると、全年代で男性より女性の割合が高い。女性のほうが「モラルがない大人ばかり」と怒っているのかもしれない。
花火を楽しむこともいいことだが、足元にある小さな命を愛でる心も大切にしてほしい。