全面禁煙の神戸市役所で職員が「喫煙部屋」 撤去の方針に疑問の声も
全庁舎禁煙を掲げる神戸市役所の出先機関に「喫煙部屋」があることが判明。
職員たちのよる反乱と、それをめぐる市の対応方針について、ネットでは疑問の声も出ているようだ。
■全面禁煙だが…喫煙部屋の存在が発覚
「ABCテレビ」によると、喫煙部屋の存在が確認されたのは神戸市水道局中部センター。その敷地内にある1階建ての建物の中で、職員たちがタバコを吸っていたという。
神戸市では受動喫煙の防止などを目的に、7年前から本庁・出先を問わず、すべての庁舎内での喫煙を禁止しており、上記のような「喫煙部屋」は明らかなルール違反。だが、当該センターの所長は「職員は24時間体制で勤務しておりますので、便宜上、中に喫煙場所ということで設けている」と話したそうだ。
市の保健福祉局は取材に対し、「庁舎内全面禁煙の市の方針に反するため、水道局に改善するよう伝えた」と説明。今後、この喫煙部屋は撤去される方針のようだ。
■「厳しすぎる」と批判の声も
非喫煙者への健康被害を防ぐという面では神戸市の取り組みは先進的と言える。だが、それが現実に即しているかというと疑問を持つ人も少なくないようで、ネット上では「ただ取り締まればいいものではないと思う」「外に吸いに行くようになるだけ」など、批判の声も。
・庁舎内に分煙スペースつくらんと、近くの灰皿があるコンビニとかに吸いにいきよるで
・敷地内の指定された場所ならいいのでは? 全館禁煙のホテルでも従業員用の喫煙スペースがあったりしますよ。なんでもかんでも目の敵にするのは、例えタバコに関連してなくても別の部分で自分の首を絞めることにもなりかねませんよ
・ただ閉め出せば良い、という問題ではないと思う
・休憩時間に喫煙部屋で吸うのならいいのでは? タバコは違法ではないのに、取り締まり厳しすぎる。ルールを守るなら構わないと思う
・全面禁煙には大賛成ですけど、喫煙所を作らないとあちこちでポイ捨てが目立つ様になり、火事の原因にもなると思います