クーラーのない体育館で高校生25人が熱中症疑い 「教師たちアホすぎ」と批判相次ぐ
19日午前10時過ぎに、東京都練馬区にある都立高校で、25人の生徒が熱中症の症状を訴え、約10人が搬送される出来事が発生。
夏の暑さを軽視した学校側の対応に、怒りと呆れの声が殺到している。
■午前10時でも「サウナ」状態
「産経ニュース」によるとこの日、学校では午前9時から約1時間にわたって体育館で「詐欺被害防止」の講演会を開催しており、全校生徒約700人が参加。
しかし、体育館にエアコンはなく、扇風機を回していただけ。生徒によると体育館はサウナのようで、多くの生徒が頭痛や吐き気を訴えていたという。
不幸中の幸いで、搬送された生徒たちはいずれも軽症。詐欺被害を防止する代わりに、命を落とさなくて本当に良かった。
■怒りの声が相次ぐ
記録的な酷暑が続いている日本。全国各地で熱中症患者が相次ぎ、死者も出ている中、クーラーなしで1時間も700人の生徒を体育館に閉じ込める。
いくら事前に決まっていた行事だったであろうとはいえ、柔軟性に欠ける対応だったとしか言いようがないだろう。
この報道を受け、ネット上では教師たちへの怒りの声が相次いでいる。
・教育機関は一刻も早く対策を講じて欲しい
・9時から始まって倒れるって空調無いなら、もうお手上げだと思うよ
・先生は生徒を殺したいのかな。そう思えてしまうくらい酷い話だ
・あと何回こういうニュースが流れれば、教育機関が危機感を持つのだろう。注意報は大丈夫、警報ならまだ大丈夫、特別警報出てても見た感じ大丈夫、みたいな風潮なんとかした方が良いと思う。ヤバイと実感する頃にはもう遅い。なぜなら、実感してしまっているから