西野監督、7月末で退任へ 「久々のサムライ」「ヒーローのよう」去り際に称賛
2大会ぶりにサッカー日本代表を決勝トーナメントへと導いた、西野朗監督(63)が、7月末の任期満了を持って退任することが報じられた。
大会直前の混沌とした状況の中、見事にチームをまとめ上げた名将の退任報道に、インターネット上では様々な声が上がっている。
■「任期満了を持って退任」田嶋会長が明言
2018FIFAワールドカップ・ロシア大会に出場した日本代表は、ベスト16入を果たして5日午前に帰国。
帰国後の記者会見にて、日本サッカー協会・田嶋幸三会長(60)は、「西野監督は、任期が満了となる7月末をもって日本代表の監督を終了することになる」と明言。
また、「慰留することはありません。また違った形で日本サッカーに貢献し、サポートしてほしい」とコメントした。
■「任期満了まで、精一杯仕事させてもらう」
会見に同席していた西野監督はこの処遇について…
「任期満了までは精一杯仕事させてもらう。現場の選手たちは想像以上に強かった。たくさんのスタッフに支えられていることも感じた。本当にありがとうございました」
と、共に戦った選手たちを賞賛するとともに、チームを支えた多くの人々への感謝の気持ちを述べた。