ふるさと納税返礼品”ホタテ水着”に衝撃走る 市は「面白いモノ加えたかった」
2020年度に全国の自治体が受け入れたふるさと納税の寄付額は、過去最高の6,724億円で前年を4割上回った。コロナ禍の「巣ごもり消費」を背景に、返礼品を求める動きが顕著となった結果だ。そんな中、21日から衝撃的な返礼品が青森県むつ市に登場した。
■海の食材が豊富
本州最北端の下北半島に位置し、津軽海峡、平舘海峡、陸奥湾の3つの海に囲まれたむつ市。漁業が盛んで、陸奥湾ホタテや海峡サーモンなど海の食材が豊富。人口約5万5千人の中には、海産物の加工業者も多い。
市の面積の多くが下北半島国定公園に指定されており、日本三大霊場の「恐山」や、国の天然記念物である「北限のサル」など、豊かな自然を受けた地域。そのため、コロナ禍前は多くの観光客で賑わっていたという。
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■何か面白いものを加えたい
むつ市の2020年度ふるさと納税額は、約1億6千万円で前年度と比較して1,000万円アップとなったが、今年度の目標額は2億円。
シティプロモーション推進課山崎課長は、しらべぇ編集部の取材に対して「返礼品が約200種類あるので、そこに興味を持ってもらえるように面白いものをラインナップに加えたかった」と話す。