『ポケモン赤緑』レーティングが「18歳以上」に変更 『ドラクエ』への心配も…
いまや国民的人気を誇るゲーム『ポケットモンスター』シリーズ。老若男女に愛される同シリーズだが、その一部の商品がヨーロッパのレーティング機構・PEGIの基準の変更により、レーティングが「18歳以上」に引き上げられた。
■一部のユーザーから人気のミニゲーム
『ポケットモンスター』シリーズでは、2006年に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の頃まで「ゲームコーナー」が登場しており、実際にスロットが打てるシステムが存在した。このゲームコーナーというのは、一般人が思い浮かべるアーケードゲームがたくさん並んでるような所ではなく、実態はパチンコ店やカジノに近い。
ゲームコーナーと景品交換所が別建てになっていたり、スロットで金をスってしまった男性がいるなど、かなりリアルな描写もあるが、簡単かつ景品でしか手に入らないポケモンがいたりと一部のユーザーから人気のあったシステムだ。
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■賭け事に関する評価基準が変更に
今回、PEGIでは「ゲーム内の賭け事に関する評価基準」が変更となり、「賭け事を促す・教えるゲーム」については18歳以上に分類されることに。これにより、同作の「ゲームコーナー」の影響で同シリーズの第1作目となる『ポケットモンスター 赤・緑』のレーティングが「18歳以上」に引き上げられた。
また、作品内のミニゲームとしてルーレットやポーカー、スロットをすることができる『スーパーマリオ64 DS』のレーティングも、同様に「18歳以上」に引き上げられている。