尾木ママ、感染隠しの小学校教師に驚き 「先生に対する信頼なくしかねない」
教育評論家の尾木直樹氏が4日に自身のブログを更新。 新型コロナの感染を隠して勤務していた小学校教師に対して怒りをあらわにした。
■感染隠し教師に「信じられない」
兵庫県尼崎市の小学校の教師が新型コロナウイルスで陽性判定を受けたにもかかわらず適切な報告を行わず、通常通りに出勤し授業を行った結果、教師の授業を受けた児童2名の感染が判明した。
各地の小学校で集団感染が発生している中で起きた教師の行動に尾木氏は「信じられないことが起きました」「どうしてこんな非常識なことが…」と驚きを隠せない。
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■「広く教訓にしたい」
問題の教師はどうして非常識な行動に出てしまったのか、尾木氏は教師の意識を丁寧に分析」「背景や学校の構造、行政の問題など、明らかにして公表して広く教訓にしたいです」と原因の救命と再発の防止を求めた。
今回の件に「学校や先生に対する信頼をなくしかねない事態」「社会的信頼を失墜させた責任は甚大」だと断じる尾木氏、子供を守れなかった教育現場に残念な思いを抱えているようだ。
■教師の行動に憤りの声
尾木氏の投稿に「こういう非常識な担任は速攻担任をはずすべき」「危機管理はどうなっているのか」と共感するコメントが集まった。
事態を招いた教師を追求する意見が多かったが、中には「本音を聞いてみたい」「急に休むと責められるとか」と問題の教師にも事情があったのではと冷静に分析するような声も見られた。
子供たちの安全がおびやかされないためにも今回の出来事をしっかりと調査し、同じようなことが二度と起きないような対策をしていくことが求められていそうだ。