エレベーターへの浸水が首の高さまで到達 パニック映画さながらの写真に大反響
雹(ひょう)が降るなど、数日間にわたり悪天候に見舞われていたアメリカ・ネブラスカ州の東部。大雨はいたるところに浸水被害をもたらしたが、あるアパートではエレベーターが浸水。
あわや水死というきわどい状況のなか、乗っていた3名が救助されたことを『abc News』『NBC News』など現地メディアが報じている。
■記録的な大雨で洪水災害
アメリカ・ネブラスカ州東部のオマハ市で、記録的な大雨のせいによって洪水災害が起きた。7日の夜には市内のあちこちで浸水被害が確認されている。
ジョーンズストリートのあるアパートでは、内部に水が入り込んだエレベーターが異常を感じたとして、男女3名を乗せたまま停止。
彼らは携帯電話から911番に電話をかけ続けたが、周囲では地下駐車場の車がすっぽりと水に覆われる、あるいは流されるといった被害が起きており、助けを求めているのは彼らだけではなかった。
【画像】浸水被害を受けたエレベーターの中で水につかりながら救出を待つ人々
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■パニック映画の恐怖そのもの
そうしてる間にも水はエレベーターに容赦なく入りこみ、内部はじわじわと水満たされていった。のちに公開された内部の写真や映像からは、女性が首の高さまで水につかるなど、非常に緊迫した状況が伝わってくる。
エレベーターに取り残された彼らが想像したのは、水を満たしたボックスに閉じ込められるという、悪夢かパニック映画に出てくるような“水死”だったという。