CMにも登場した突き刺さって見える道路 長さ32メートルあるその正体は…
2016年にダイハツ軽自動車のCMで、俳優・山崎賢人が「なんだこりゃあ!」と叫んで話題となった、高知県内にある「垂直に刺さってみえる道路」。しらべぇ取材班は、この場所の詳細について管理者などから話を聞いた。
■なんだか月に行けそう
ツイッターユーザーのよごれんさんは、今月29日に「空から道路が降ってきて、地面に突き刺さってんのかと思った。いつ見ても違和感しかない…」とツイート。
30日午後4時半現在、このツイートは4.3万件のいいねが押されるなどツイッター上で話題になり、ユーザーたちからは「なんだか月に行けそう」といった声も書き込まれている。
空から道路が降ってきて、地面に突き刺さってんのかと思った。いつ見ても違和感しかない… pic.twitter.com/EYI01QWiGj
— よごれん (@yogoren) July 29, 2021
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■現在は通行止めの橋
これは高知県香南市の手結港(ていこう)入口にかかる可動橋で、長さ約32メートル。警報機が鳴り始めると遮断器がおりて、橋がゆっくりと上がり始める。
船の通航を確保するため、橋がおりて渡ることができるのは1日のうち午前3時間30分(3回開閉)、午後も同じ時間の計7時間のみ。開閉には約6分かかるが、現在は機器に不具合が発生したため、今月14日から通行止めになっている。
橋を管理する高知県中央東土木事務所は、しらべぇ編集部の取材に対して「橋が通れるようになるには、もうしばらくかかる。橋がさがったままだと、船が通航できなくなってしまうため、現在はあがったままになっている」と述べた。