男子生徒がスカートで登校し校則改定を要求 「猛暑日は半ズボンを許可して」
気温がどんなに高くても、校則に従い長いズボンをはかなくてはならない男子生徒たち。その不快感に耐えかね「おかしいのでは?」と主張する男子生徒たちの“斬新な取り組み”について、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えた。
■校則に不満爆発
イギリス・コーンウォールの学校に通う男子生徒たちには、大きな不満があった。それは猛暑が続いているにもかかわらず、長いズボンをはいて登下校しなくてはならないことだ。
「せめて暑い日は半ズボンでの登校を許してもらえたら、どんなに楽か…」。そう考える生徒も少なくはなかったが、無地の黒い長ズボンが指定されているため、生徒たちはそれに従ってきたのだ。
良い方法はないか考えたエイドリアンくん(15)たち3名は、制服には長ズボンとスカートの二択があり、性別の指定はないことに着目。スカート姿で登校し「猛暑日に長いズボンはきつい」と主張すれば、校則の見直しにつながるのではないかと考えた。
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■「小学生はいいのに?」と保護者も意見
エイドリアンくんたち生徒数名は、さっそく規定通りのスカートを購入。それを着用したところ、長いズボンよりはるかに快適で涼しかったという。
その決断を受け入れたというエイドリアンくんの母親は、メディアの取材に応じて「小学生のあいだは半ズボン登校もOKなのに、どういうわけかそれ以降は禁止だなんて…何年もこの件で(学校側と)もめています」とコメントしている。