東京都、19日のコロナ新規感染者は727人 月曜としても第4波ピーク上回る
東京都福祉保健局が発表した19日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、727人となった。重症者数は前日から2人増加して60人、65歳以上の新規感染者数は前日から16人減少して27人。
検査件数の3日間移動平均(16日〜18日)は5,962.7件。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は9人だった。
新規感染者数を検査数の3日間移動平均で割った陽性率は、12.2%と下落している
■月曜としても第4波超え
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日で116人。その後、5月3日の708人から209人(6月14日)まで減少したものの、5週連続で増加。今週は225人と大きく増加し、第4波のピークをも上回っている。
前日と比較すると281人の減少。前週同曜日を27日連続で上回った。
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■移動平均は1,100人台に
直近7日間の移動平均は1,100.4人に増加し、早くも1,100人台に。対前週比は145.4%とほぼ横ばい。
また年代別では、20代が204人と最多。30代が173人、40代が127人と続く。男女別では男性402人に対して女性は325人。東京都の累計感染者数は189,843人となった。
■デルタ株検出率は過去最高
また、この日の死亡者は前日から1人増加して1人。70代女性の死亡が報告された。
一方で、インド由来のL452R型変異株(デルタ株)の検出率は415件スクリーニングの結果、143件が報告。34.5%と過去最高の割合となっている。