死期が迫る愛犬と山へ 素晴らしい思い出を作り見送った男性が話題に
残された時間を、泣いて過ごすか、それとも思い出づくりに活かすか。後者を選んだ男性のアドベンチャーにつき、『People』など海外のメディアが伝えている。
■愛犬が病気に
英国で暮らすカルロス・フレスコさんには、モンティー君と名付けたかわいい愛犬(ラブラドール)がいた。しかし子犬の頃から大事に育てたモンティー君も、気づけば10歳に。しだいに弱り体調を崩したため獣医師に検査してもらったところ、白血病を患っていることが明らかになった。
そこで治療を受けさせたところ調子は良くなったがそれも長くは持たず、カルロスさんは「お別れのときが近い」と覚悟する時期がきたことを悟った。
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■旅に出ようと決めた飼い主
ちょうど同時期、カルロスさんの友人が網膜剥離を起こし、ウェールズに帰省することに。車で送ってあげることにしたカルロスさんはモンティー君も車に乗せ、さっそく現地に急いだ。
ちなみにカルロスさんとモンティー君は、過去に何度かウェールズの山に登ったことがあった。それを覚えていたのか、現地に到着するとリラックスした様子をみせたモンティー君。
カルロスさんはその瞬間に「よし、もう一度この子と思い出の山に登ろう」と考え、一輪の荷車を用意した。それにフカフカの毛布を敷いたカルロスさんは、モンティー君を荷車に乗せて山に向け出発した。