尾木ママ、オンライン授業続く短大生の苦悩を紹介 「文科省は支援すべき」
11日、「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家・尾木直樹氏が自身のAmeba公式ブログを更新。新型コロナウイルスの影響を受け、オンライン授業での受講を続けている短大生の現状について言及した。
■「短大生を救え」
「短大生を救え」と題したブログを投稿した尾木ママ。ブログ冒頭、「短大2年生の苦悩は甚大です」と自らの意見を主張した。
続けて「1年生・2年生とほとんどがオンラインで授業実習もできず、友達もできずアルバイトしながら家賃支払い。就活指導は無し、会社訪問も無しそれなのに授業料は満額!」と主張した理由について明らかにしている。
関連記事:尾木ママ、自主休校児童へのサポート訴える 「合理的配慮を」
■文科省に支援求める
さらに尾木ママは、「短大生はみなさん怒っているよ!文科省は学生支援すべきではないでしょうか?日本はなんで若者を大事にしないの」と短大生が抱えているだろう気持ちを代弁した
現状、日本の大学では通常と変わらない授業料・施設費を満額で取っているところは多い。短大生が何の支援もないことについて不満に思っていても、決して不思議ではないだろう。
■ユーザーからも切実な声
尾木ママの投稿に対して、ユーザーからは「国からの支援については、手が回らないのが実情なのかなとは思います」「授業料に関しては、遡って請求できる補助金制度を設けてほしいですね」「本当です。若者・子どもの教育費は無償でお願いしたい!」と切実な意見が寄せられている。
このコロナ禍において、学生に対する支援はまだまだ少ない。日本の未来を担う若者には、それなりの支援を行ってほしいものだ。