サッカーW杯っていつやるの? 日本が「驚くほど盛り上がらない」理由
4年に1度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップ・ロシア大会が6月14日にいよいよ開幕する。しらべぇ編集部ではこれを記念して、サッカー初心者に向けた入門記事を全4回で展開する。
第1回目となる今回は、W杯の概要について解説したい。
■試合はいつやるの?
日本代表は6大会連続でアジア最終予選を突破し、本大会出場を決めている。しかし、なぜか日本ではあまりこの話題が盛り上がっていない。
正直なところ、「試合がいつ行われるのかすら知らない」という人も多いのではないだろうか。ちなみに試合日程は以下の通りだ。
<試合日程(日本時間)>
6月19日 21:00 vs コロンビア(NHK総合)
6月24日 24:00 vs セネガル(日本テレビ系/NHK BS1)
6月28日 23:00 vs ポーランド(フジテレビ系)
■そもそもW杯って何?
FIFAワールドカップは、国際サッカー連盟が主催する世界大会。加盟国(またはそれに準じる地域)のナショナルチーム同士が優勝を争う、世界最高峰のサッカー大会だ。
世界におけるテレビ中継の視聴者数や経済効果はオリンピックを上回るとされ、簡単に言えば「世界で最も注目されるスポーツの大会」と言っていい。
1930年に第1回大会がウルグアイで行われ、以来4年に1度のサイクルで開催されている。第2次世界大戦の影響で12年間の空白はあるものの、それ以外の開催中止はない。今回のロシア大会が21回目となり、最多優勝はブラジルの5回。
そんな歴史ある世界的な一大イベントに日本のサッカーが食い込んでいけている現状は、本来であればもっと称賛されてしかるべきなのだ。