秋葉原“偽装メイドカフェ”5店舗が摘発 近隣店が「清々した」と語る理由
東京・秋葉原でメイドカフェを装い、無許可で客の接待を行っていた疑いがあるとして飲食店の実質的な経営者・前田昌毅容疑者が24日、逮捕された。
■5店舗が摘発
まずさらっておきたいのは、5月18日に起きた摘発劇だ。
しらべぇの警視庁への取材によると、警視庁生活安全特別捜査隊、少年育成課、万世橋署、三田署、麻布署、東京湾岸署からなる共同捜査本部は、秋葉原にある偽装メイドカフェ5店舗を摘発。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反があったとして関係者6名を逮捕した。
摘発店舗はいずれも外神田3、4丁目にある「カフェラシェール」「フルール」「コスプリ」「ミルクホリック」「ロジーナ」の5店舗。
風俗店営業の許可をとらないまま、女性従業員が男性客に対して接待、遊興、飲食させる営業を行った疑いだ。これら行為は風営法1号営業に当たり、無許可で行っていた場合は違反となる。
関連記事:由良ゆらのメイド姿にファンは虜に…「専属メイドになってほしい」
■若いスタッフと経営者が逮捕
摘発に伴い、雇われ店長やマネージャーと見られる芝﨑綾夏(20)容疑者、河島葵(23)容疑者、久保田愛(23)容疑者、浅野結(22)容疑者、本間里央(24)容疑者といずれもまだ若い5人が現行犯逮捕。
また、これらの店を動かしていたとみられる飲食店営業者・川上洋介容疑者(47)は翌19日に通常逮捕されている。
そして今回、そのボス的存在とみられる前田容疑者の逮捕。同容疑者は過去に秋葉原でJK(女子高生)ビジネスを広く展開してきた人物としても知られ、今回の摘発店においては店の営業などを指示していたとされる。