新型コロナ感染後の爪の変化に注目集まる 横線のへこみでデコボコに
現時点で、442万人以上もの新型コロナウイルス感染者が確認されているイギリス。感染者が訴えた諸症状や、予兆や後遺症として現れる異変についてもさまざまな分析が行われている。
そんな中、多くの症例をもとに、ある研究者から爪に現れる変化について明らかにした。『iNews』『Metro』など海外メディアが伝えている。
■「こんな症状に注意を」
新型コロナウイルスに感染した際、初期症状として喉の違和感、発熱、息苦しさ、そして味覚や嗅覚の異常を訴える人は多い。それらに加え、結膜、耳や皮膚に異常が現れるケースも報じられるようになった。
そしてイギリスでは今、「こんな現象に気づいたら、たとえ無症状でも新型コロナ感染を疑ってほしい」と謳う『COVID Symptom Study』というアプリが人気を博しているという。
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■新型コロナで爪にも変化
『COVID Symptom Study』を手掛けたのは、キングス・カレッジ・ロンドンで遺伝疫学を教え、微生物学、細菌ゲノムの研究を行ってきたティム・スペクター博士と、その研究チーム。
新型コロナウイルス感染者が訴えた症状、感染後に体に起きた変化などを調査、分析しながら開発したもので、アプリの登録者は世界数十ヶ国の465万人を超えている。
スペクター博士によると、最近の傾向として、新型コロナウイルスに感染した後、爪に変化が現れたと訴える人が増えているそうだ。