引き分けを挟んで8連敗中のDeNA それでもファンから肯定的な意見が多いワケ
横浜DeNAベイスターズは20日、本拠地・横浜スタジアムで中日ドラゴンズにスコアレスドロー。2試合連続の引き分けで連敗ストップとはならなかった。
■完封リレーを完成させるも…
先発の大貫晋一投手は何度かピンチを迎えながらも要所を抑え、7回6安打1四球無失点の好投をみせる。8、9回を託された山崎康晃投手、三嶋一輝投手も無失点で完封リレーを完成。
しかし打撃陣が中日のエース大野雄大投手、抑えのライデル・マルティネス投手を打ち崩せず、チームは3安打無得点。4回1アウト1、3塁のチャンスを生かせなかったことが大きく響いてしまった。
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■勝ちパターンは確立されてきた
チーム防御率が4.69(4月20日時点)でリーグ最下位のDeNAだが、ここ数試合は形になっている。8回を投げる山崎投手は6試合連続無失点、抑えの三嶋投手は8試合連続無失点を記録しており、勝ちパターンは確立されてきた。
さらには、20日1軍に合流したエドウィン・エスコバー投手が試合で投げ始めれば、中継ぎの体制は固まるのだ。あとは、ここ10試合で13得点の打撃陣の奮起に期待をするだけ。
■ネットでは肯定的なコメントが…
DeNAの現状についてネットでは、「ようやく形ができつつある。野手が仕上げてくれれば」「あとは打つだけ」「6、7回をどう凌ぐかだな…」という肯定的なコメントが多く、ファンも勝利が近いことを実感。
引き分けを挟んで8連敗中と厳しい状況は続くが、チームの状態は確実に上を向いている。暗く長いトンネルの出口はすぐそこだ。