「ご飯は左で味噌汁の右」に配膳する理由をチコちゃんが解説 歴史は古来に遡る
13日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「自分から見てご飯を左、味噌汁を右に置くのはなぜ」が注目を集めている。
「左手でご飯を持ちやすいから」と思われがちだが、それは真実ではないようだ。
■「太陽が東から昇るから」
チコちゃんの回答は、「太陽が東から昇るから」という。一見すると何がどういう意味なのか全く伝わってこない。
まず、「前提としてご飯は味噌汁より偉い」という考え方があるようだ。日本に古来から伝わる左右だと左のほうが上位になるという思想から来ているもの。
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■左上位の考えは平安時代に遡る
例えば、着物の襟は自身絡みて右を下にして左を上にして着る。他にも舞台のステージの左が上手、右が下手とするのも左上位の思想だ
平安時代から明治2年まで、天皇の住まいである京都御所は天皇は正殿の紫宸殿で南向きに座っていたという。太陽が昇る東は沈む西より尊重され、その結果、左上位という考えが生まれたのだという。