新型コロナワクチン詐欺と見られる不審電話が話題 関係機関に具体的内容を聞いた
新型コロナワクチン接種に向けた準備が進む中、国はまず医療関係者の接種から始め、3月下旬以降に高齢者から順次進めていく方針だ。そんな状況下で、新型コロナワクチン接種を語る不審電話が各地で相次いでいる。
■消費者庁が警鐘
消費者庁はツイッター上に、「新型コロナに係るワクチン接種のために必要とかたり、金銭や個人情報を騙しとろうとする電話に関する相談が寄せられています」。
【ワクチン接種をかたる不審電話にご注意ください】
新型コロナに係るワクチン接種のために必要とかたり、金銭や個人情報を騙しとろうとする電話に関する相談が寄せられています。市区町村等が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話で求めることはありませんのでご注意ください。— 消費者庁 (@caa_shohishacho) January 28, 2021
「市区町村等が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話で求めることはありませんのでご注意ください」と投稿した。
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■10万円を振り込むよう指示
消費者庁消費政策課はしらべぇ編集部の取材に対して、具体的には「ワクチンが接種ができる。後日返金されるので10万円を振り込むようにとの電話があった」や「自治体を名乗ってワクチン接種に2万円かかります。書類を送りますと電話があった」という相談が来ていると明らかにした。