「成績が悪い」と怒られて激高し母親を殺害 10代少年が罪を認める
母親を殺害したにもかかわらず、強盗と失踪事件をでっち上げたある少年。事件から2年が経過しようやく有罪を認めたことを、『PEOPLE』などが報じた。
■成績を巡り親子喧嘩に
2018年のこと、米国・フロリダ州で暮らす当時15歳だった少年が、母親(46)に腹を立てた。
ひどい成績を知られ叱られたことが原因で、怒り狂った少年は母親を殺そうと決意。30分も時間をかけ絞殺し、それが終わると友人2人に電話をかけて「母親殺しを隠したい」「お前らも協力しろ」などと伝えた。
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■遺体を隠し通報
遺体を教会の敷地に隠した少年は、同年11月2日に通報。駆け付けた警官らに対し、「家に帰ったら、強盗が入った形跡がありました」「母もいなくなっています」と嘘をついた。
それに続き詳しい事情を聴かれた少年は、動揺する様子も見せず「実は僕が殺した」と自供。それでも母親に非があったと印象付けようと試み、「母親に殺されると思ったんです」「だから先に殺しました」などと話した。
その後、家庭環境を調べた当局は親子関係に問題はなかったと断定。少年は、ようやく母親殺害、証拠の改ざんなどにつき「有罪です」と認めた。