5歳児が夜の高速道路を歩き死亡 車から放り出した母親の交際相手を逮捕
高速道路を幼児がうろうろと歩き、後ろから走ってきた車に猛スピードではねられ、死亡した。警察は幼児の保護者の車を探したが見当たらず、随所に設置された防犯カメラの映像を追った。そこで意外な事実が判明したことを、『Fox News』『Valleycentral』ほかが報じている。
■雨降る夜間の高速道路で…
11月29日の午後8時頃、米国・アラバマ州ラッセル郡の高速道路である州道165号線を、独りで歩いていたオースティン・バーズアイくんという5歳の男の子が、後ろから走ってきた車にはねられ搬送先の病院で死亡した。
雨が降った夜間で非常に視界が悪く、ドライバーはあわててブレーキを踏んだが間に合わなかった。「まさか高速道路を幼児が歩いているとは思わなかった」と話し、強いショックを受けている。
関連記事:博多華丸、アクアラインで千葉目指すも驚きの結末 「気がついたら…」
■陸軍兵士が運転する車から…
防犯カメラの映像により、オースティンくんがその夜、町の教会の前で1台の車から引きずり降ろされていたことが判明。警察は、車の所有者で米陸軍フォートベニング基地に所属する兵士のブライアン・スター(35)に聞き取りを行い、後に逮捕した。
オースティンくんはスター容疑者と同棲中の女性の連れ子で、「普段から手に負えず、車の中でも言うことを聞かないため罰を与えたかった」などと供述しているという。