薬丸裕英、宝塚音楽学校の伝統を「いじめの温床」と指摘 賛否分かれる結果に
17日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校が古くからある伝統作法を一部廃止したと報道。これを受け、番組コメンテーターの薬丸裕英のコメントに、注目が集まっている。
■宝塚音楽学校の伝統が一部廃止
完全寮制の宝塚音楽学校では、上級生が下級生に掃除の方法から生活態度まで、1対1で指導することで知られている。
また、上下関係が厳しいことでも有名。その伝統的な指導のひとつとして、「学校の近くを走っているため上級生が乗っている可能性が高い阪急電車が通るたびに一礼する」「上級生への返事は原則『はい』か『いいえ』でしか答えない」といったものがあるが、これらが廃止されたという。
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■伝統の内容に薬丸驚愕
今回廃止された作法についてコメントを求められた薬丸は「こういうことがあったんだということに、再度驚いています。今の時代にこれやってたんだ…」と、驚愕した様子を見せる。
続けて、「下級生はついた人で(対応が)決まっちゃうわけじゃない。これはイジメの温床になりかねないよ」とした上で、「昔、我々がスポーツやってた時の、『水飲むな!』『ウサギ跳びしろ!』っていうのを今でもやってる気がするかな」と時代錯誤である点を指摘した。
■「イジメに近いものがある」と共感の声
今回の放送を受け、ツイッター上には「やっくんの言う通り、イジメに近いものがあるよね」「時代錯誤な伝統はやめたほうがいい」「正直ハラスメントだよ、一般人から見たら異常行動だもん」など、薬丸のコメントに共感する声が多数上がっていた。
しかし一方で、「宝塚に入る人は、それも承知の上だと思うな…伝統があるから宝塚な気がする」という声も。この伝統こそが宝塚音楽学校の魅力だと感じる人もいるようだ。