「1分でカプチーノを作る裏ワザ」を試したら… 時代の進化をマジで感じた
カプチーノの美味しさは何といってもあのフワッフワのミルクの泡。しかしそれ故に自宅で再現するにはハードルが高く、ついついミルクを入れただけのカフェオレなどに甘えてしまう。
しかし、この問題は20年前すでに解決していたことをご存知だろうか。そう、かつて日本全国を虜にしていた裏ワザ紹介番組『伊東家の食卓』にて、「たった1分でカプチーノを作る裏ワザ」が発表されていたのだ。古本屋で入手した裏ワザまとめ本を手に、早速実験してみよう。
■本当に1分でできた
用意するのは、マグカップ、コーヒー、牛乳、そして500mlのペットボトルとアルミホイル。
① 5cm程度にカットしたアルミホイルをくしゃくしゃゴツゴツになるよう丸め、ペットボトルに入れる。
② 牛乳をレンチンして薄い膜が張るぐらいまで温める(必ず牛乳モードでチンしよう。通常モードだと爆発するぞ!)
③ 牛乳をペットボトルに入れ、蓋を閉めて1分ほど全力で振る
④ コーヒーに注ぐとフワフワ泡のカプチーノが完成!
以上がこの裏ワザだ。どうだこの見事な泡っぷりよ! 実際に飲んでみたところ、まろやかで口当たりが良く、フワッと泡が口でとろける、実に美味しいカプチーノが完成していた。
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■もうカフェいらずだコレ
裏ワザのポイントは牛乳をよく温めることと、アルミホイルを入れることと。
牛乳を温めることで分子同士がくっつきやすくなり、泡ができやすい状態に。そしてペットボトルの中で空気と牛乳が混ざり合い、さらにアルミホイルのデコボコと擦れることでより細かい泡ができ、カプチーノになるという寸法だ。
ちなみに冷えたままの牛乳をシェイクした場合、泡っぽいものはできるがすぐ弾けて消えてしまう。必ず温めよう。爆発させないためには、いったん温め途中で取り出してスプーンでかき混ぜ、再度温めると爆発(突然の沸騰)を抑えることができるぞ!