無印良品、新型コロナ影響で家具コーナーに異変 「そもそも本来は…」
新型コロナウイルス感染症対策として、店内に新たなルールを設けた店舗は多い。『無印良品』の店内で、何やら気になる文言を発見した。
■日用品が何でも揃う
シンプルなデザインの中に、抜群の機能性を秘めているのが無印アイテムの魅力。近頃は夏用マスクが注目を集めているが、衣類や食料品のほかに家具など、あらゆる日用品を展開しているのも同ブランドの強みだ。
もはや無印で買い物をするだけで、日常に必要なものがあらかた揃ってしまうとまで言えるだろう。
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■大型家具のコーナーを見ると…
商業施設内にある大型家具のコーナーを見ると、テンションが爆上がりしてしまうのは何故だろうか。
名作映画『(500)日のサマー』では主人公のトムとヒロインのサマーが『IKEA』にて擬似同棲デートを繰り広げるという人気のシーンがあるが、店内で家具を見ているうちに、トムのようなエモい気分になった経験のある男性はきっと多いはず。
しかし「緊急事態宣言」が全面解除となった6月某日に記者が無印店舗内の大型家具コーナーをチェックすると、そこには「お試しのお客様は、短時間でのご利用をお願い致します」という、これまではなかった一文が。
■そもそものスタンス
店員に話を聞いてみると、やはり新型コロナ感染のリスクを抑えるため、新しく設置した注意書きだという。また、「休憩でのご使用はご遠慮ください」というメッセージも添えられている。
こちらは果たしてコロナ禍の前から書かれていたものだったか…記憶が定かではないので併せて訪ねてみると、「ソファやベッドの座り心地を試してもらう分には構わないんですけど…」「そもそも本来は、決してご休憩用に家具を展示しているわけではないので…お客様にはご理解頂けると幸いです」という、至極真っ当な回答が。
大型ベッドを見ると全身を投げ出してしまいたくなる気持ちは分かるが、家具売り場は休憩スペースでないことを念頭に置きたい。