もし、手を洗わずに仕事をしたら… 自衛隊の検証動画にゾッとする
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、陸上自衛隊広報部では公式YouTubeにて、医療従事者向けの動画を配信している。
中でも、感染管理認定看護師が「手洗いの重要性」について解説する動画は、医療現場で働く人々でなくても非常に参考になる内容なので、ご紹介したい。
■感染対策の基本は「手洗い」
動画冒頭にて、感染管理認定看護師が「新型コロナウイルスを含む、感染対策の基本は手洗いです」と説明。
動画では、手洗いをせずに事務室で仕事をしてしまった場合、どれほど部屋にウイルスを侵入させてしまうのかが検証されている。
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■手洗いを怠ると「部屋中にウイルス」
手に蛍光塗料を塗った看護師がドアノブに手をかけて事務室に入り、ロッカーに上着をかける仕草をしたり、デスクで電話を受けたり、PCで事務作業などを行う。
その後、部屋にブラックライトをあてると、看護師が触れた部屋中のあちこちが蛍光塗料で光り、その光っている箇所全てにウイルスが付いていると考えらるというのだから、思わずゾッとする光景だ。
■ウイルスを撃退する手の洗い方
また、動画では感染管理認定看護師による手の洗い方も紹介されている。手のひらだけでなく手の甲や指の間もしっかりと洗うよう改めて呼びかけられている他、つい見落としがちな「爪の隙間」の洗い方や、についても丁寧な解説が。
こうして手首までしっかりと手を洗った後でもう一度手にブラックライトをあてると、綺麗にウイルスが洗い落とされており、手洗いの重要性とその効果を目視することができるので、よりいっそう身が引き締まる。
この他にも、防衛省では集団感染が発生したクルーズ船の船内対応をしても1人も感染者を出さなかった自衛隊の「感染対策マニュアル」を公式ページにて公開中。一般家庭での感染対策にも役立つ情報も紹介されているので、こちらもぜひ一読してみてほしい。