12日、東京五輪の聖火採火式が、古代オリンピック発祥の地・ギリシャ西部のオリンピア古代遺跡で行われた。第一走者を務めたギリシャのアナ・コラカキ選手が「美しすぎる」と、インターネット上で話題になっている。
■聖火リレーは予定通りスタート
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言するなど開催が危ぶまれる中、聖火リレーは7月24日の大会開幕に向けて、予定通りスタートを切るかたちに。
しかし、採火式のリハーサルは非公開、式典当日もオリンピック史上初となる無観客で行われた。
神殿の前に巫女の衣装をまとった女性たちが並び、鏡に集まった太陽光でトーチに炎が灯される式典の様子は、オリンピックチャンネル公式インスタグラムなど、各種大会公式SNSでも見ることができる。
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■史上初となる女性第一走者
聖火リレーの第一走者を務めたのは、16年リオ五輪にて、射撃女子25メートルピストルで金メダルを獲得した、ギリシャのアナ・コラカキ選手。なお、五輪聖火リレーの第一走者を女性が務めるのは、アナ選手が史上初となる。
アナ選手がトーチを持って走る姿は各国のメディアで大きく報道され、「聖火リレー炎第一走者、だれ? すんごい美人」「ド美人やん」「美しすぎて朝から元気もらえたわ…」など、その美貌がインターネット上で話題を集めている。
■日本でのリレーは20日からの予定
アナ選手から聖火を引き継ぎ、第ニ走者を務めたのは、04年アテネ五輪のマラソン金メダリスト・野口みずきさん。
聖火はこの後、ギリシャでのリレーを経て19日にアテネで引き継ぎ式が行われる。今月20日には、宮城県の航空自衛隊松島基地に到着し、いよいよ日本での聖火リレーがスタートする予定だ。