生後半年の赤ん坊の首を絞めた母親 2人の子供が飛びかかり救う
3人目を出産してから数か月。子供を殺そうと決意を固めた母親は精神的にバランスを崩していたとされる。ある日、赤ちゃんの首を絞めている姿を見た子供たちがとっさに反撃し、命がけで救ったことをアメリカのメディアが伝えている。
■母親が抱いた殺意
フロリダ州で暮らすアイレイニス・カーメネイトには、12歳の長男と9歳の長女、生後半年の赤ちゃんの3人の子供がいる。
事件は2月22日の夜に起きたと伝えられ、ボーイフレンドであり、赤ちゃんの父親でもある男性と口論になったことから激高し、「こうなったら子供を殺そう」と思い立ったあげく、まずは赤ちゃんの首に肘を強く押し当てた。
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■子供たちの反撃
それを見た長男と長女は、「このままでは危ない」とふたりで母親に飛びかかったが、途中で長男は赤ちゃんの父親である男性を呼び部屋に入れたという。
その間にも長女は母親の腕にかみつき思い切り蹴り上げるなどし、必死に妹を救おうと試みた。そこに慌ててやってきた赤ちゃんの父親が、カーメネイトから赤ちゃんを力ずくで取り上げた。
その際に転倒したため赤ちゃんは頭部に傷を負ったが、長男、赤ちゃん、そして赤ちゃんの父親は、無事にアパートの外に逃げることができたという。