ドローンが大活躍 極寒の森で迷った視覚障害者を33時間ぶりに保護
迷い込んだ森の中で厳しい寒さに耐え、ようやく発見・救助された男性が話題になっている。捜索活動にはドローンが用いられ、それに搭載されたビデオカメラの映像が発見の決め手になった。
■失踪した男性
2月15日のこと、米国・コネチカット州で暮らすある男性が警察に電話をかけ、「家族一名と連絡が途絶えています」「どうか見つけてください」と依頼した。
失踪した男性(62)は視覚障害があり、以前にも家を出たまま道に迷ったことがあったという。それを聞いた警察は、男性が過去に迷い込んだ地域や発見された場所、普段よく行く場所などを家族から聞き出し、すぐさま捜索活動を開始した。
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■ドローンを利用
男性の行動パターンを分析した警察は、「森に迷い込んだ可能性が高い」と判断。さっそくドローンにビデオカメラを搭載し、森の上空からも男性の姿を懸命に探した。
その結果、捜索活動開始からわずか30分で森にいる男性を発見。ドローンに搭載してあったビデオカメラには、担架を押し男性に駆け寄る警官らの姿も映っていた。