新型ウイルス感染の疑いで搭乗拒否 子供を空港に置き去りにした両親に唖然
新型コロナウイルスが原因とみられる肺炎が拡大しているため、現在様々な規制が行われている中国。
春節(旧正月)を迎え、旅行や帰省で移動する機会が非常に多いことから、更なる感染を懸念する医者もいるなか、警戒態勢の空港で起こった信じがたい事件が現地メディアに報じられた。
■子供が熱を出し搭乗を拒否
一家は旅行または帰省のため、南京禄口国際空港から飛行機に乗る予定だった。しかし連れていた二人の子供のうち一人が熱を出していた為、法律にもとづき搭乗禁止が言い渡される。
もちろん、この場合親もやむを得ず移動を諦めるべきだろう。空港としても、これ以上感染のリスクを広げるわけにはいかない故の判断だ。
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■激しい口論で飛行機は遅延
しかし、この両親は「私たちがよくて子供はダメってどういうこと!?」と激怒。絶対にこの飛行機に乗ってやると言わんばかりに搭乗口で口論をはじめ、乗るはずだった便を数時間遅延させている。
その様子は被害をこうむった乗客により中国版ツイッターWeiboに投稿され、瞬く間に拡散された。二人は大勢の人が待機しているにも関わらず、長時間自分たちの権利を主張する自分勝手極まりない姿を見せている。しかし、問題となっているのは以降の対応だ。