梅宮辰夫「芸能界は消滅するしかない。特別な、憧れの世界でも何でもなくなってしまった」
「それね、昭和から平成になった途端に芸能界はつまらなくなったんだよ。憧れなんてものもなくなったね」「僕は昭和の半ばから、この芸能界という世界を見続けてきたんだけど、平成になった途端に芸能界が遠のいてしまった感じがするんだよ。
芸能界というのは本来、特別な世界なわけさ。だから大衆から憧れを抱かれていたわけだ。
石原裕次郎や高倉健、菅原文太、それに松方弘樹…、どいつもこいつもみんな素敵な…魅力的な奴らばかりだったよ、カッコよかった。だから大衆は、そういったスターのいる芸能界に憧れていたわけさ。どんな世界なのか見てみたいと思ったわけだ。
それが、平成になったら一般の世界と…普通の世界と何も変わらなくなってしまった。
芸能界が特別な、憧れの世界でも何でもなくなってしまったわけだよ。魅力も何もなくなっちまった。
俺のような昭和のスターからすると、この平成の芸能界というのは、どんどん意識というか距離が離れてしまうんだな」(略)
芸能界というのは「大衆から常に憧れる世界でならなければならない」というのが持論だった梅宮さんにとって?平成?という時代の芸能界は歯がゆさだけが残った。
「もう?令和?の芸能界なんかには期待していない。俺のいた芸能界からは、もっともっと距離が離れていくだろうな」さらに「今さら懐かしむわけじゃないけどね」としながらも「今とは比べられないほど個性的で、しかも格好のいい素敵な映画スターが多かった。
そんな時代のことを語ると古いって言われるかもしれないけど、これは、やっぱり映画からテレビの時代になっちゃったのかもしれないね。
ほとんどの俳優というか芸能人が、それこそテレビCMのために存在しているようになっちゃったってことだよ。
みんな商品の宣伝のために出ている…それこそ薬品とか化粧品とかね、もちろん、それが悪いって言っているわけじゃないけど、
宣伝ばかりやっているような、そんな連中がゴロゴロしてきちゃってね、本当、つまらない世界になっちゃったってことなんだよ、そうとは思わないか?」「ここまで誰からも特別視されなくなった芸能界が?令和?になったからって良く変わるわけがないだろう。僕に言わせたら、そんな芸能界は消滅するしかないってことなんだよ」
(略)
大昔でも憧れる要素がどこにあるんだ?
>>2
娯楽も情報も少ない時代だから妄想が無限に広がる
>>2
ジャニタレを筆頭に有象無象みたいなのが席巻してる現代とは違うんだよ