【横浜FC】カズ昇格も「悔しい思いもたくさんある」一問一答。
横浜FCが愛媛を下し、J2で2位となり13年ぶりのJ1昇格を決めた。FWカズ(三浦知良、52)は後半42分から出場し、ホームのピッチ上で昇格の瞬間を迎えた。
来季の契約はこれからだが、カズは12月のグアムキャンプを予定し来季の開幕へ向け始動する。
カズの一問一答は以下の通り
-13年ぶりの昇格に
ホームで、たくさんのサポーターの前で最高の形で昇格できた。みんなとその輪に加われたのは誇りに思いますし、光栄に思います。感動しました。
その半面、自分はベンチ外が多かったし、試合に出られない日が続いたので。悔しい思いもたくさんあります。でも、それは当たり前だと思います。
-13年ぶりのJ1のイメージは
J2の昇格は年々、厳しくなっていると言われていると思うんですけど、その厳しさよりJ1定着はさらに厳しくなると思います。
実際、名古屋、神戸も前節に残留を決めるレベルのリーグ。今の自分たちは、このままでは前回の07、ダントツで最下位で落ちたと思うんですけど。
そうならないよう、クラブとして13年間で成長した姿をJ1でアピールしたいと思います。でも、そんなに簡単な話ではない。
-今日は7カ月ぶりの試合出場だった。
これだけ経験を積んできて、きっと皆さんは僕は緊張しないと思っているかもしれませんが、今日は不思議と、試合前から緊張しましたね。初めてですね。
ベンチに座っていても常に緊張している状態になったのは初めてでしたね。
-その緊張はなぜ
チームがこの昇格のチャンスを逃しては絶対にいけないと。負けて大宮が勝っていればプレーオフで。プレーオフの難しさは過去2回味わってますし、去年は3位では何の意味もないと味わいましたし。
ここまできて、このチャンスを逃してはいけないところから来ていたんですかね。
逆に、(22歳の)松尾(佑介)とか(18歳の斉藤)光毅とかが、全然、リラックスしていて「恥ずかしいな」と。
松尾が横にいて「緊張しないの?」ときいたら「全然、しないっすね」と軽く言ったので「すごいな」と。頼もしいですよね。
-出番の時も緊張したか
ピッチに立つと、逆に一番落ち着く場所ですね。
-13年前の昇格では「40歳カズJ1」と見出しになっていた。来季は53歳で迎えるJ1になる。
40歳で立って、まさかね…。でもこの瞬間を信じてずっとやってきましたけど。思っていてなかなか、達成できることではない。
僕は今日のピッチもそうですけど、みんなに立たせてもらったなという感じがしますね。若い選手、クラブ、サポーターに支えられて、今日は立てたなと。本当に感謝したい。
ここまで連れてきてくれたチームメートにも感謝したい。ベンチ外の人間のモチベーションも大変だったと思う。それでも文句言わずに「やらなくてダメ」と言い続けてましたから。
10代、20代、30代のベンチ外の選手も大変でしたけど、彼らがいなければやはり、ここにはこれなかった。みんなで勝ち取った昇格だと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-11241152-nksports-socc
11/24(日) 21:29配信
毎週ベンチに入りたいとそれだけです。下向くことはなかったですね。僕自身は変わらず、繰り返しやっているだけ。
本当に毎日、皆さん、信じてもらえないかもしれませんけど、本当にうまくなりたいと思ってやっていますし、うまくなるんじゃないかと思ってますし。
こだわってやっていますし、分からないところは若手にも聞きますし、コーチにも相談しますし。
コーチ陣は僕より若いですけど関係ない。自分が当たり前のことを続けてやってきただけ。
-13年間でつらかったこと
下位に沈むこともあるし中位だったり。クラブとしてもみんなの意識がJ1に上がりたいという意識。
オーナーから、見えない部分で働いてくれているスタッフたちも、みんながJ1に向けての姿勢でいたことが、ここ何年か、昨季に続きいい成績を出せるようになったかなと。選手も感じてますし。
クラブとして変わってきているんじゃないかなと。ここからJ1の1年目。ここから最初の2~4月がすごく大事になる。クラブにとっても。
-来季は2月中旬に公式戦が始まる。調整のプランは
まず、契約の話をしないといけないですけど、自分は今日が終われば12月の上旬にキャンプにしようと思っています。これは毎年一緒です。
-多くのファンは、カズダンスをJ1で見たいと思っている
この2年、出場機会が少ないし、この得点できていない。そこを目標に自分自身、努力していきたい。
-昇格をしてほっとしているのか、競争が始まるという感じなのか
半々ですね。チームが上がったのはほっとしてますけどすぐに現実がある、自分がメンバー外で試合に出られないのは選手にとっていちばんつらいこと。
自分も、勢いのある若手と勝負しないといけない。外国人との勝負もある。自分が出るのはチャンスとしては、今現在では少ないとは思います。そこをどうアピールできるか考えますね。
-中村俊輔選手の移籍の効果をどう感じたか
練習とかより、本番の試合に強いんですよ。どんな練習よりもいいプレーを本番にできる。それができる確かな技術と経験があるんだなと、僕はあらためて知らされた。
最後は試合に出始めて。どんどんコンディションが良くなってきたのが分かりましたし。経験と技術、サッカーへの情熱がある。
まだうまくなっていくのではないかなと。まざまざと、見せつけられた感じがしましたね。自分も頑張りたいと思いました。
久々に見たけどちょっと動きが重かったなぁ。
正直一線でやれるのはあと2,3年だと思う
>>9
ウイングが厳しくなったら少しポジションを下げてゲームメイカーに回ったらいいよ