滝沢カレン、子供の頃に受けた厳しいしつけ 「自分を底辺だと思え」
10月16日にスタートした、『ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください~』(テレビ東京系、毎週水曜22時~)。
「滝沢カレンが理解できれば、視聴者みんなが理解できる!」というコンセプトのもと、経済情報や話題のニュースなど様々なテーマの情報を学ぶ新感覚のお勉強バラエティーだ。
初回の収録後に行われた会見(10月5日)で、「恐れずに質問をしていいんだ」と、大人になってから勉強に取り組めることに喜びの言葉を口にしていた彼女。今回、「勉強」をテーマに語ってもらった。
■子供の頃、勉強は…
ー最近、身近なところで気になっているニュースはありますか。
「知りたいことはいっぱいあります。例えば、ダイエット食品が本当にいいのか、自分に合ってるダイエット方法、数多くある油のひとつひとつの成分ごとの違いとか。あとは世界で起きてることを知りたいです。
昔は車の発展を(人々は)知らなかったけど、今から10年後、車の機械がどう発展しているのか気になります」
ー会見で「遊びに没頭していた」とおっしゃっていましたが、子供の頃、勉強は苦手でしたか。
「勉強は大嫌いでした。恥ずかしい話なんですけど、小学校6年生から高校生3年までのすべての授業をすっとばしてきたので、何を習ったのか忘れてしまって…。
50メートル走6秒9と、運動神経は良かった。ただ、音楽、社会とかは…。学んだことは漢字の一部でした」
ー漢字、国語はお好きなんですか。
「漢字はパズルみたいで、小中高好きでした。『ここのさんずいをこっちに持ってきたら変だからやっぱさんずいは(ピタッとハマるのは)一番左だよね』みたいに組み合わせとか、成り立ちが好きでした。
(成り立ちなどを)発想することが好きで、『川』と考えた人の気持ちを考えるのが趣味。
国語は大好きで、毎回3(通信簿の評価)。私にとっては高級な数字で、3をもらえるのはありがたかったです。あとは言いたくないくらいひどい数字で…。国語と体育は得意でしたね」
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■子供の頃の教育方針
ー子供の頃、家族から勉強についてどのように教育されていましたか。
「私の家族は、『勉強するなら外で遊べ』という人でした。泥を見て、泥をつけて、草のにおい、花の味を覚えて育て…と。宿題をさせるより、ランドセルを置いて公園に行かせる家族でした。宿題をしていなくて怒られるのは家族じゃなく私で、(先生に)怒られて私を成長させたい(家族)。
家にいることを嫌がられて、外に出て遊べ、と言われて。ただ先生は絶対だったので宿題はしますけど、一方でおばあちゃんにも怖さを持っていたので、怒られるから公園にも行かなきゃいけない。でも次の日先生に(宿題をしなかったことで)怒られたくないし、どこかですごいと先生に思われたかったので宿題も必ずやってました」
ーお祖母様は厳しい人だったと。
「勉強についてはなにも言わないおばあちゃんでしたが、宅配業者を敬うような、人間として尊敬を忘れない人で。『人間として底辺と思え』と常々説いていました。
底辺だと思うから人の優しさ、怒りを感じられる。自分が誰かより上だと感じてしまったら、自分より下の人に感情を読めない人間になると言われたので、いつも『お前は底辺だ』と言う人でした」