推理小説の魅力は、なんと言っても謎の真相に辿り着いた時のスッキリ感、ではないだろうか。巧妙なトリックにドギマギでき、登場人物たちの人間ドラマも描かれており、満足度は高いだろう。
しかし、犯罪を扱う推理小説に、苦手意識を持っている人もなかにはいるようだ。では実際、ミステリーが好きな人はどのような人なのだろうか。
■「よく読む」のは約3割
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、「推理小説を読むのが好き」な人は、全体の34.8%であった。
なお、男性28.2%、女性40.8%と、男女間で12ポイント以上差が開いて、女性のほうが推理小説を読む人が多いと判明した。
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■女性はミステリー好き?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代女性で46.1%。60代女性が44.2%、50代女性が43.9%で続き、10代と高齢層の女性の割合が高くねる傾向がある。また、男性は40代が20.5%と割合が低くなるものの、年代が上がるにつれて割合も高くなっていくのが特徴的だ。
■大学院卒の半数以上が…
さらに、この結果を最終学歴別に見ていくと…
大学院卒は53.1%と突出して割合が高く、半数以上が推理小説を読むのが好きだということが判明した。推理小説を読むのが好きな人のなかには、自分でも推理しながら読むことを楽しんでいる人も多い。高学歴の人は自分の知識を使いより、いろんな視点から楽しむ傾向が強いのだろうか。