大人気の「タピオカ漬け丼」 ミルクティー茶漬けにしても絶品だった
東京都・新宿の『富士そば 三光町店』にて限定展開されている『タピオカ漬け丼』に挑もうとするも、即完売という大人気ぶりを目の当たりにしたしらべぇ編集部。販売が再開されるまで待つこと数時間、気をとり直して新メニューへと挑戦した。
■2度目のトライ
店員さんに告げられた販売再開の時間とともに入店。食券を渡した数分後に提供されたメニューは、どこからどう見ても「イクラの漬け丼」であった。
サイズ感は世に出回っているタピオカと比べてひと回りほど小さく、器から漂ってくる匂いからもタピオカらしさは感じられない。しかし恐る恐る口に運んでみると、食感はイクラの「プチプチ」ではなくタピオカの「モチモチ」そのもの。
イクラと違って弾力性はあるが、「タピオカ」という事前情報がなければ気にせず食べられてしまうはずだ。醤油の風味が素材としてのタピオカの味を引き立て、食欲をそそってくる。
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■テイクアウトも可能
食前の心配をよそに、ペロッと完食してしまった。改めて見渡すと店内はタピオカ丼一色。やはり同メニュー目当てに訪れる客が大半を占めるのだろう。
しらべぇ編集部が来店したのはその日のタピオカ丼が再販される18時半だったが、19時前には既に売り切れとなっている。富士そばでは商品のテイクアウトも対応しており、滑り込みでゲットした分を一風変わった方法で食すことに。
■タピオカの相棒といえば…
驚異の親和性から、醤油とも抜群のコンビネーションを見せたタピオカ。しかし「鬼に金棒」「弁慶に薙刀」という言葉もあるように、タピオカが真価を発揮するのはミルクティーと手を組んだときだろう。
そこでテイクアウトしたタピオカ丼にミルクティーをかけ、「ロイヤルタピオカミルク茶漬け」として味わってみる。醤油の味が既に染み込んでいるため味と味が喧嘩しないか不安だったが、やはりそこはタピオカ。
すんなりと相棒・ミルクティーの味を受け入れ、ラグジュアリーな和スイーツへと変貌を遂げた。
1,000円足らずの予算で、気品あふれる貴族のスイーツが楽しめる富士そば。ただし店内への持ち込みはマナー違反なので、トライする際はテイクアウトするように注意したい。