リハビリした経験はある? 働き盛りの男性は経験率が高い傾向も
私たちは日常生活を何くわぬ顔で送っているが、それは決して当たり前のことではない。いつ病気やケガで身の回りのことを行うのが困難になるかもわからないのだ。
今まで当たり前にできていたことができなくなるのは精神的にも辛いが、そこから回復していくにはリハビリを避けては通れないだろう。
■約2割がリハビリを経験
しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の18.1%が「リハビリを経験したことがある」と回答した。
男女別では男性21.2%、女性15.3%と、約6ポイント高い男性のほうがリハビリ経験者が多い結果となった。
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■働き盛りは経験済?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっともリハビリ経験がある世代は、年を重ねるほどに病気やケガのリスクが高くなるためか男女ともに60代で、男性26.0%、女性21.4%であった。続いて40代男性が24.5%、30代男性が23.0%と続き、働き盛り世代の割合も高いことが判明。
すべての世代で女性より男性の割合が高いのも特徴的だ。
■職業によって大きな差も
さらに、この調査結果を職業別に見ていくと…
もっともリハビリ経験率が高かったのは会社経営で51.9%とダントツ。自営業が26.1%、無職が23.7%で続く結果となった。
年代別に見た際に60代の男性の割合が高かったことから、経営者や無職の割合が高いことは頷けるが、働き盛りの30代40代男性の割合も高かったことを考えると、公務員(19.6%)会社員(19.3%)と、経営者・自営業の割合にかなり差があるのは興味深い。