静岡県の職員が下半身露出で二度目の逮捕 部長は「県民の信頼損なった」
地方公務員のわいせつ事案が止まらない。今週は千葉県、滋賀県、福岡県でも発生していた。今回は、静岡県の職員が事件を起こしたが、これが初めてではなかった。しらべぇ取材班は、静岡県庁を直撃。
■出張の帰りに…
静岡県は、8日県西部健康福祉センターの主任(42)を懲戒免職処分にしたと発表した。
主任は3月28日、事務引継ぎのため中部健康福祉センターに出張した帰りに藤枝駅へ向かっていたところ、午前11時27分頃、藤枝市青葉町の歩道上で自身の下半身を露出して通りかかった女性に見せ、藤枝警察署に逮捕されたという。
主任は6月27日島田簡易裁判所において罰金30万円の略式命令を受けた。「昇進の内示を受けた解放感が、露出につながった」と話しているという。
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■過去にも
この主任は、2010年にも酒に酔って下半身を露出し逮捕され、停職3ヶ月の処分を受けている。この処分内容について、県の人事課は「逮捕されたからといって、必ずしも懲戒免職になるわけではない。
当時は酒に酔っていたということと、略式命令だったことを考慮し、停職の処分になった」と述べた。停職処分後は、まじめに勤務していたという。
主任は4月に主査に昇進したが、二度目の逮捕でそれが取り消しになり、退職金も支払われない。
今回の処分に関して、経営管理部長は、「職員の不祥事により、被害に遭われた方に多大なご迷惑をお掛けしたこと、また県民の信頼を損なう結果となったことについて、深くお詫び申しあげる」とコメントした。
■「職員の精神状態が健康でない」
健康福祉センター勤務なのに、この職員の精神状態は大丈夫だったのかという意見もあがっている。
「昇進の喜びと露出は関係ないやろ。元々、そういう性癖だっただけ」
「健康福祉センター勤務だったのに、職員の精神状態が健康ではない」
「昇進の解放感から、下も開放しちゃったんだな」
「なぜ復職、昇進させたのか。そこにも疑問が残る」
同じ行為を二度行った職員の、被害者や県民に対する罪は重い。