それでママになれるの? 飲食店内で妊婦が他人の赤ちゃんに危害を加えて逮捕
妊娠中の女性には、幸せを噛みしめながら、「ママになる日が待ちきれない」といった気持ちで日々を安らかに過ごしてほしいもの。
だが今、「妊娠を素直に喜べない」「大きくなるお腹に不安どころか苛立ちが増幅していく」といったケースも増えているという。彼女たちが求めているものとは…。
■赤ちゃんのお行儀が許せなかった
中国・河南省周口市にあるレストランから1本の動画が流出し、中国で大きな話題になっている。母親のヒザの上に座り、昼食をとっていた生後11ヶ月の赤ちゃん。その子がみせる、ごく普通の赤ちゃんらしい「お行儀の悪さ」に苛立ちを募らせたのはお腹の大きな妊婦だった。
たくさんの客が食事をしていたその店。赤ちゃんはそれなりに騒がしいものという寛大な気持ちから、ほかの誰もがその様子を黙認していたが、その女だけは違った。赤ちゃんに対する嫌悪感をあらわにし、やがて驚きの傷害行為に出たのだ。
■女を怒らせたのは「音」だった
一部始終を目撃していたほかの客によれば、赤ちゃんはスプーンを手にテーブルを何度もカツン、カツンと叩いていたもよう。彼女はそれを「うるさい」と怒り、赤ちゃんのママに注意して言い争いになっていた。
会計を済ませて夫と共に店を出た彼女だが、なぜか再び店内へ。ある場所に「麻辣燙(マーラータン)」のどんぶりを見つけると、手に取って赤ちゃんにそれを投げつけ、さっと逃げ出した。
赤ちゃんはすぐに病院に運ばれたが、辛みの利いた熱いスープにより体の数か所にやけどを負っているという。