美容にこだわる女性をどう思う? 若年層と高齢層では大きな世代差も…
近年では「美魔女」がもてはやされているためか、アンチエイジングに精を出し、いくつになっても若く美しく見える女性が増えている。
一方で、年をとればシワやシミが増えるのは仕方がないことなのに、女性というだけで美容に気を使い絶えず努力することに、疲労を感じている人もいるかもしれない。美容にこだわることは必要なことなのだろうか。
■女性のほうが努力を理解
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「美容にこだわる女性は素敵だ」と答えた人が、全体の48.1%に及んだ。
なお、男性43.5%、女性52.2%と、美容にかける苦労を理解できるためか、女性のほうが10ポイント近く割合が高い結果となった。
■高齢層は「外見」よりも「内面」重視?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代女性で70.5%。女性は若い世代ほど、美容にこだわる女性を魅力的に感じており、年代が上がるとともに割合が低くなっていく。全体でもっとも低かったのは60代女性で32.5%である。
また、10代は15ポイント、20代では23ポイントも男性より女性のほうが割合が高く、若い世代では男女の差に開きがあるのが特徴的だ。
10代20代の若い女性は、美容にこだわって努力し綺麗になれば、男性から告白される確率も高くなり、モテてチヤホヤされたりと、得をすることも多いだろう。
しかし、「性格は顔にでる」「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」という言葉があるように、年齢を重ねると性格や生き方が、外見にも影響をおよぼしてくるようになる。
高齢層は美容に気を使うよりも、美しくいるために大切なのはむしろ「内面」だと感じるようになるのかもしれない。
■恋愛的には美容は大切?
さらに、この調査結果を恋愛に対する考え方で見ていくと…
「恋愛体質の人」で美容にこだわっている女性は素敵だと感じているのは69.7%。「恋愛体質ではない」人は44.4%という結果に。
美容にこだわることで、常に女であることを意識すれば表情や話し方、また、内面まで美しくなることもあるだろう。恋愛体質の人は、美しくいようとたゆまず努力している人に対して、より魅力を感じているようだ。