ドクター中松、「令和」のマーク、「令和」握手、「令和」スマイルを発明
2005年にはイグノーベル賞を受賞し、世界的に名前が知られている発明家のドクター中松氏が、国が「発明の日」と定めた18日、東京医科歯科大学内のレストランで新元号「令和」に関する新発明の会見を開いた。
■マークをデザイン
中松氏はまず、「令和に関する発明」として、「一瞬だけ見せますよ」と、大きな「数字のゼロ(零)」の中に「マル(輪)」を書いた図柄をかざした。
令和に限らず、元号として認識されるにすぎない商標は、「識別力がない」として商標登録を受けることができないが、「令和の図柄」は特許庁に申請済みだという。
さらに、2つの丸の中心に数字の1が書かれたものを示した。中松氏によれば令和元年を表現したものであると説明。「令和という漢字を書かなくても、令和を表現できる。漢字が書けない人にも書けるし、外国人にも分かる。令和元年が一目瞭然」と得意そうに語った。
中松氏は、この「令和」マークの発明に30の意味を込めたとして、5月1日までに解答を応募すると発表し、20の意味までは「特別に」公表した。30全ての意味を答えた人に「天才賞」を授与すると明言した。
■「手」で表す令和とは
また、手で「令和」を現す形を発明したと言い、
①手話で「令和」を表現するときに使う
②相手との挨拶に使う(握手の代わりに使う)。
③喜びを表現する(バンザイの代わり)
④写真撮影に使う(「レイワー」と言いながら)
と説明した。
■「はい、チーズ」の代わりに…
またさらなる発明として、写真撮影の時、「チーズ」と言う代わりに「レイワー」と言うことも発表。
会見では、CNNが地上波で流したドクター中松氏のショートドキュメンタリーを流し、最後には「なかよしクラブの歌」を合唱し終わった。