三冠馬・ディープインパクトが種付け中止に 「もう歳なのに…」「働かせすぎ」
1日、12~18年にかけてリーディングサイアーを獲得している種牡馬・ディープインパクトが首の痛みのため、今年の残りシーズンの種付けを取りやめることが判明。
過酷とも言える「種馬事情」に、ネット上で注目が集まっている。
■種付け時に腰に痛みか
2005年に、日本競馬史上6頭目となる中央競馬クラシック三冠を達成したディープインパクト。近年は種牡馬として、ジェンティルドンナやサトノダイヤモンドなど多くの活躍馬を輩出。実績を積み重ねてきた。
ところが今年の3月、腰に不調が発生。命にかかわる症状ではないものの、種馬の際の立ち上がる動作のときに首に痛みを覚え、それが腰に悪影響を及ぼしている可能性があるという。
■来年誕生する産駒は20頭前後
しらべぇでも過去に取材をしているディープインパクト。種牡馬デビューした2007年に1,200万円だった種付け料は、昨年時点で4,000万円に。それでも、国内外を問わず繁殖牝馬が列をなし、働き詰めな状態だった。
なお、来年誕生する産駒は20頭前後になる見通しだという。