凄惨な殺人事件のニュースを見ると食欲に影響する? 60代女性は突出する傾向も
人の命が失われる事件は、どのようなものでも痛ましいが、中にはその報道を見聞きするのではなかった…と思うような残酷な事件が発生することもある。
身近な人が巻き込まれた状況ではなくても、報道に触れて気分が悪くなったことがある人もいるかもしれない。
■2割が食欲なくす
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、「凄惨な殺人事件のニュースを見ると食欲がなくなる」と答えた人は、全体の21.1%に及んだ。
男性では19.2%、女性では22.9%と、女性のほうがややナイーブな人が多い傾向だ。
■60代女性が突出
この調査結果を男女年代別で見ると、ひとつだけ特徴的なグループがあることも判明した。
男女とも、年代が上がるほどデリケートな人が増える傾向が見られるが、とくに女性においては顕著だ。中でも60代女性では36.1%と突出して高い割合となった。
■繊細な人が多い地域は…
今回の調査は、地域別でも大きなバラつきが見られた。
北海道(26.9%)や東北(25.7%)では、凄惨な事件を報道に触れると食欲が減退する割合が高い。一方、四国(14.7%)や中国地方(9.5%)では、相対的にかなり低い結果となった。