「私を殺して」SNSで殺害依頼した中3女子 その後の展開に安堵の声
SNSで自身の殺害を依頼してきた中学3年生の女子生徒(15)を殺害しようとしたとして、派遣社員の男(43)が嘱託殺人未遂の疑いで逮捕された。
■SNSで殺害を依頼して…
報道によれば男は3日前、SNS上で「私を殺してくれる人いませんか」と書き込んだ女子生徒に対し、「家に来たら殺してあげるよ」などと返信して神奈川県厚木市の自宅に招き、10日夜から11日未明にかけて数回首を絞めて殺害しようとしたとみられている。
女子生徒は途中で恐怖を感じたため「用事がある」と告げて逃げ出し、コンビニから母親に連絡。その後、保護されたという。首にはすり傷のような痕ができたものの、命に別状はないようだ。
男は警察の調べに対して「殺すつもりはなかったが、殺してしまったら自分も死ぬつもりだった」などと供述しているとのこと。
■「無事でよかった」「二度とこんなことをしないで」
女子生徒は、首を絞められている途中に強烈な死への恐怖を感じたのだろう。途中で逃げ出したため命は助かったが、一歩間違えれば本当に死んでいたかもしれない。
報道を受け、ツイッターや『Yahoo!ニュース』では、死を踏みとどまった女子生徒の今後を案ずる声が相次いだ。
「結果的に無事でよかった。この歳はちょっとした壁にぶつかって、死にたい願望をもつことがあると思う。これをきっかけに、前向きになってほしいね」
「自身の殺害を依頼した少女は、これに懲りたらもう二度とこんなことをしないでほしい」
また、一方で殺害を依頼した女子生徒にも問題があるとの声もあがっている。
■本気で自殺を考えたことがある人は…
しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,344名を対象に「本気で自殺を考えた経験」について調査したところ、4人に1人が「経験あり」と回答している。
男女別・年代別で比較すると、40代を除いた年代の女性にその傾向が見られ、30代では4割を超える結果に。
女子生徒は、男から首を絞められたことで生きることの大切さを実感しただろうか。今後の人生が明るいものになることを願いたい。