年賀状が毎年ギリギリな人はどれくらい? 北関東では年末まで奮闘している模様
毎年、師走を迎えると「挨拶回り」「忘年会」「大掃除」新年に向けて慌ただしい日々を過ごすことになる。中でも、もっとも手を焼くのが年賀状の作成ではないだろうか。
年賀状を元旦までに確実に届けるためには、ポスト投函の目安が設けられており、今年は、25日と発表されている。一方で、毎年その締め切りを目標としているものの、年末のギリギリまで年賀状と格闘している人も少なくないだろう。
■年賀状ギリギリ派が過半数
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の毎年年賀状を書いている男女1,004名を対象に調査を実施。その結果、全体の56.7%が「年賀状を出すのがいつもギリギリだ」と回答した。
2人に1人の割合が、年末の大掃除と共に慌ただしく年賀状を書いているようだ。なお、女性55.7%に対して、男性57.8%とやや男性に、年賀状先延ばし派が多い傾向も。
■若い人ほど年賀状を温めている
さらに、この調査結果を男女・年代別に振り分けると、興味深い傾向が明らかに。
年齢を重ねると、人との交流も増えることから年賀状の量も多くなり、ギリギリのポスト投函になっているはず…と思いきや、苦悩するのは若者が多い結果となった。
もっとも割合が高いのは30代男性で63.6%。20代男性が62.8%、50代男性が62.2%と僅差で続き、男性陣が見事トップ3にランクインしていることが判明した。
一方で、もっとも割合が低いのは48.6%で20代女性。若い世代では女性陣が、年配層では男性陣が、年賀状のスケジュール管理が上手なようだ。
■北関東は年賀状にズボラ?
地域によって文化や県民性は異なると言われている。年賀状に関してのんびり屋さんなのはどの地域なのだろうか。北は北海道、南は沖縄まで、エリア別に見ていくと…
北関東・東海・甲信越といった中心に位置するエリアでは、約6割が「いつもギリギリである」と回答。 下位には、四国・中国・九州・沖縄といった南寄りの地域が集まり、5割を下回っている。
一般的に、南寄りの地域の人は温厚で陽気な性格の人が多いと言われているため、年賀状ものんびりなのかと思いきや…年賀状投函のスケジュール管理がバッチリなことが判明した。
今年は平成最後の年。普段は年賀状を書かない人も、日頃の感謝の気持ちも込めて、計画的に年賀状を書いてみてはいかがだろうか。