養子望む夫妻に誘拐した幼児を売った男が逮捕 8ヶ月ぶりに被害家族は再会するも…
前科のある男が子供を誘拐。巧妙なウソで善良な夫妻をだまして売りつけていたことを、『The Indian Express』などインドのメディアが報じている。子供は血がつながる家族のもとに帰ったが、大きなショックを受けている様子だという。
■犯行を思いついた男
インドで暮らす男(22)には、前科があった。自転車を盗むなどして逮捕されたのだというが、保釈金を支払い出所してからは、野菜を売るなどして生計を立てていたようだ。
そんなある日、たまたま「養子を望んでいる夫妻がいる」という噂を聞いた男は、ある“アイデア”を思いついた。それは「子供をさらって売れば金になる」というもので、男は誘拐できそうな子供を探し始めた。
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■幼児を誘拐
昨年11月のこと。男は交際中の恋人宅に行くため外出したが、その途中でたまたま外で遊んでいる男の子(3)を発見。すきを狙って抱えあげ、そのまま連れ去った。
男の子を一刻も早く売り払いたいと考えた男は、さっそく養子を望む夫妻に接触。男の子を連れて会いに行くことにした。