たかまつなな、サンモニの女子ボクシング失言謝罪に「信じられない」 共感拡がる
お笑いジャーナリストのたかまつななが15日に自身のツイッターを更新。『サンデーモーニング』で以前の番組中に行われた失言に対しての謝罪に「信じられない」と驚きの声をあげた。
■唐橋アナが謝罪文を読み上げ
問題の発端は、『サンデーモーニング』の8日の放送で野球評論家の張本勲氏が、ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲った入江聖奈選手に対して「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだ」といった発言をしたこと。
15日の放送では、スポーツコーナーに入る前に唐橋ユミアナウンサーが番組からの謝罪文を読み上げた。
たかまつは失言した張本氏に代わってアナウンサーが謝罪をさせられていることに「信じられない」と驚きを隠せない様子。なお張本氏も番組からの謝罪文とは別に「今回は言い方を間違えて、反省しています」と謝罪の言葉を述べている。
サンデーモーニングの謝罪信じられない。なんで、年配者がした失敗をアナウンサーが代わりに謝罪しているんだ。19歳の時テレビに少し出始めて、こういうのを見て、テレビの世界が嫌になった。YouTubeに移してよかったと思う。でも、テレビで誠実に頑張っている人もいるから早く変わってほしい。
— たかまつなな/時事YouTuber (@nanatakamatsu) August 15, 2021
関連記事:たかまつなな、小山田圭吾いじめ自慢問題で提言 「対話できる社会にしたい」
■「YouTubeに移してよかった」
たかまつも過去に同じような場面を目にしたことがあるようだ。「こういうのを見てテレビの世界が嫌になった」と一度はお笑いタレントとして活躍しながらもジャーナリストや起業家としての道を歩んできたたかまつは心情を明かした。
現在はYouTubeに活躍の場を移したたかまつだが、テレビの世界が悪い面だけでないことも知っている。良い番組を作ろうと頑張っている人のために「早く変わってほしい」と願っているようだ。
■ツイッターでも共感の声
『サンデーモーニング』の謝罪に対してツイッターでも、たかまつと同じように疑問に思う声は多い。「言い方を間違えたっていうのは考え方は変わらないってこと?」「まずは本人からキチンと謝罪させるべきじゃないの?」と厳しい声が多く聞かれた。
張本氏に対しては批判だけでなく「張本氏が反省しています、以後気をつけますなんて、言葉をいうのは…ものすごい進歩のような気もする」「きちんと謝れて偉い」との声も見られた。
たかまつも『サンモニ』での張本氏の謝罪まで見たようで「自分の中でのどういう認識からきた間違いだったのか」「今後はどうするのか」ということまで含めての謝罪であれば同じ考えの人にも改心を伝えられたと残念そうに感想を語っている。