松雪泰子と大森南朋が紡ぐ幼馴染の恋 『初情事まであと1時間』第3話
22日より放送開始となるドラマ『初情事まであと1時間』(MBS)第3話の場面写真が一挙解禁。松雪泰子と大森南朋が故郷で再開した大人の幼馴染を演じる。
■第1話が放送され話題沸騰中
同作は、恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間を描いた恋愛オムニバスドラマだ。
月刊漫画誌『コミックフラッパー』(KADOKAWA)で2018年まで連載されネット上でも話題となった、ノッツ氏による同名漫画をもとに、4人の人気監督(橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平)が脚本を書き下ろしている。
22日より放送が開始され、第1話の見逃し配信はTVerの再生数ランキングで連日上位にランキングするなど、話題沸騰中だ。
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■静かに紡がれる大人の男女の恋
今回場面写真が解禁となった第3話『ビフォア』は、大九監督の書き下ろし。海辺の町と軽トラを舞台に静かに紡がれる大人の男女の心の機微が描かれている。
妻と別れ、子供も妻に連れられて出ていってしまい、1人残された上田(大森)は、3代続く酒屋の店主。東京の仕事に疲れ故郷に舞い戻った青木(松雪)は、上田の店でパート店員として働いていた。
海辺の小さな町を軽トラで走る、いつも通りの配達の帰り道、40代後半に差し掛かった同級生の幼馴染が穏やかに会話を重ねる。遠い昔のこと、自分たちのこと。やがてどちらともなく唇を交わして…。
■「穏やかに優しく浸透していく物語」
同作の収録を終え、大九監督作品に初出演となる大森は、「大九監督の作品に出演するのは初めてですが、今回の脚本はセリフが活き活きしていて生々しく、松雪さんと一緒に演じられるのがすごく楽しみでした」とコメント。
2020年公開の映画『甘いお酒でうがい』で大九監督の作品に出演している松雪は、「美しいロケーションの中、穏やかに優しく浸透していく物語。ふわりとした、優しい余韻が胸に残る、そんな物語です」と語る。
大九監督が「私史上初めて、この二人きっと一生別れないな、と思えるカップルを生み出すことができた」と自信をのぞかせる、穏やかな大人の恋の形を見守りたい。